2020/10/01 20:23
今日から備前焼感謝祭!
ということで、感謝祭企画「今日のpick up」をお届けしたいと思います。
この企画はベイスショップで販売している作品について、ちょっと掘り下げでお話していきたいと思います。
製作方法、オススメの使い方などをご紹介したいと思いますのでお楽しみに!
記念すべき第1回は備前焼作家松井浩之の代表作品といえるリング花器
なんといっても魅力は特徴的な造形ではないでしょうか。
リングが2連になって組み合わさった形は、それぞれのリングに花を飾るのはもちろん、そのまま部屋においてもオブジェとして楽しめます。
よくお客様から、中に入っているお水はどうなっているの?と質問をいただきますが、実はこれは、独立した大小のリングからできています。
まず大きいほうのリングを作りそこに小さいほうのリングを切ってつなげていきます。
つなげる際、中には一切手を入れることはできないので、力加減を誤ればリングに切れ目ができてしまい、作品にはなりません。
せっかく苦労して形をつくるところまで持っていっても、焼きあがった際に亀裂が入ってしまうこともあります。
一回の窯焚きで5個作れば作品として使えるのはだいたい2個くらいだそう。
作家自身何度も試行錯誤した苦心の結晶といえる作品です。
我が家ではこのようにそれぞれ違うお花を入れて飾ることもあります。
もちろん、片方にだけお花を入れてもOK
組み合わせを考えるのが楽しいですね。
作品についてもっと知りたいという方はお気軽にお問い合わせください♪